小学生の子どもがいる家庭あるあるであろう
「習字の墨が服について落ちない!!」
で、我が家ももれなく数枚の服ダメになりました。
ほぼ真っ黒な服を着ていく日もあるんですけど、ほぼ黒い服の黒くない部分につけてしまったりとか。
自分が子どもだった頃に墨汁や墨液に苦労した記憶(苦労させた記憶か)や・・・
服に墨をつけてしまって焦った記憶が思い出せないんですが、墨ってこんなに落ちなかったんですね。
「洗濯で落ちる墨液」というステキな響きの液体墨を見つけたので、迷わず即注文!
習字セットに入っていた一般的な墨液とどのくらい落ち方が違うのか、一般家庭レベルで落ち方の違いを比べてみました。
サクラクレパスの「洗濯で落ちる墨液です」を購入してみました
コチラが、「洗濯で落ちる墨液です」という液体墨。
いろいろあるんですねー。
墨汁というより墨っぽいインクのイメージで購入した方が、色々としっくりくるかも知れません。
商品パッケージ裏の注意書きにもありますが、手につくと青くなり落ちにくいです。
画像でどのくらい伝わるか分かりませんが・・・
パッと見た感じも違うのはどのくらい伝わるか微妙なところですが、一般的な墨液と比べると・・・
質感?がそれなりに違います。
ちょっと書いてみた感じだと、普通の墨液よりにじみやすいかも知れません。
習字に慣れていない娘は、一般的な半紙で使うのは難しいかも。
※にじみにくい「洗濯で落ちる墨液です」専用の半紙もあるようです。
やりにくそうだったら、学業優先で洗濯の方をあきらめよう。

この墨液が服についた時の洗濯での落とし方の手順もパッケージ裏に書いてあります。
素材によっては落ちないものもあるようなので、要確認ですね。
落とし方は
- ①漂白剤と洗剤を溶かしたぬるま湯に2時間ほどつけ置きする
- ②汚れを落としたら本洗いする
と、とってもシンプル。
ほどよいハギレがなかったので、雑巾でどのくらい落ちるのか確認してみることにしました。
「一般的な墨液」と「洗濯で落ちる墨液」は洗剤と漂白剤でどのくらい落ちる?落ち方の違いについても
どのくらい落ちるのか、一般的な墨液と比べるとどのくらい落ちるのか確認したいので・・・
雑巾に墨液をつけて
- すぐ水洗い→洗剤&漂白剤つけおき→すすぎ
- 2時間放置→洗剤&漂白剤つけおき→すすぎ
※水洗いしてからつけおきするのを忘れた
の2パターン試してみました。
学校だと2時間放置どころじゃない可能性もあると思いますので、もっと放置してもよかったかも知れません。
今回使ったのは、
- 洗剤→アタックゼロ
- 漂白剤→オキシクリーン
です。
墨液の量や洗剤液の量・温度は同じですが、使う洗剤・漂白剤などの組み合わせなどでも落ち方は変わると思います。
一般家庭レベルの比較なので、参考程度でご覧ください。
●墨液をつけてすぐに水洗い→つけおき●
墨液を雑巾にしみこませて、すぐに水洗いをしてみると・・・
こんな感じになりました。
この時点で結構な違いがありますね。
この状態からつけ置きしてみます。
洗剤・オキシクリーン・お湯の温度と量はどちらも同じ。
パッケージ裏のつけ置き時間目安の2時間つけ置きします。
2時間経ちました!
画像だとほとんど分かりませんが、肉眼だと液色が少し違います。
まずは、「洗濯で落ちる墨液」の方から見てみます。
どのくらい落ちてるかなー。
え!!!
こんなに落ちるの!?
すごい。
次は、一般的な墨液。
あ、うん。よくある感じ。
「あー。やっぱり落ちないよね。
墨汁の落とし方、検索してみようかな・・・。」
とよく思うやつです。
水洗いして洗剤を落としてみると・・・
こんなにきれいになっていました!!!
つけ置き前は・・・
水洗いしてこの状態だったんですよ!!!
それが・・・
こんなにきれいに!!
すごい。
すごすぎる。
時間が経っても同じくらい落ちたら最高なんだけどなー。
どのくらい落ちるのかな。
楽しくなってきたので、サクッと2時間放置パターンいきます!
●墨液をつけて2時間放置→つけおき●
同じ雑巾に同じ墨液をつけて、2時間放置してみました。
水洗いしてからつけ置きするつもりだったんですけど、一工程とんでしまい・・・
ダイレクトつけ置き。
つけ置き液に入れた瞬間から液の色が変わりました。
これはこれで期待できそうな感じですね。
2時間経過したので、コチラもどのくらい落ちているか確認していきましょう!
まずは、「洗濯で落ちる墨液」から!!!
あ・・・
確実にちょっと残ってるな・・・。
最初に水洗いしなかったから?
それとも2時間放置したものだから??
これは、要再確認ですね。
水洗いしてからつけ置きしてみよう。
一般的な墨液の方は、どうかな??
あ、うん。なんとなく分かってた。
両方水洗いしてみると・・・
こんな感じでした。
一般的な墨液よりは、確実に墨液が落ちてきれいになっています。
水洗いしてからつけ置きしていたらもっときれいになっていたのかも知れません。
ノーマル雑巾(中央)と比べるとこんな感じです。
墨液をつけてすぐに水洗いしてつけ置きできる環境は、なかなか難しいと思いますが・・・
一般的な墨汁(墨液)と比べると、かなり色(墨)が落ちていますね。
学校から墨の指定はありませんので、どちらを使うかは娘の習字技術次第といったところでしょうか。
墨汁と墨液の違いや、墨液の読み方が「すみえき」じゃなくて「ぼくえき」だということもあわせて確認しました。
子どもたちよ、いつでも質問してくれて大丈夫です。
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