PM2.5・・・
北海道でも敏感に意識しなければならなくなってしまいましたね(≡д≡)
以前から多少なりとも飛散していたんでしょうけど、やっぱり北海道の人がPM2.5を一番意識したのは去年の道新花火大会(札幌市)ではないでしょうか?
2014年7月25日に空に黄色いもやがかかっていたのを今でもしっかりと覚えています。
(札幌市豊平区でピーク時の1時間平均値が155マイクログラムを計測/通常の7倍)
2014年5月ごろに、もの凄く軽度ではあるけど、喘息と診断されていた長女。
予防のために「気管支拡張のための予防薬」を1包/日飲んでいました。
この日以降、なぜか・・・
風邪をひいた時の喘息が悪化してしまい、マイ吸入器で吸入を2回/日という生活になってしまいました。
予定していた花火大会をとりやめて、午後からは窓をしめて引きこもっていたのにコレです。
全ての原因がコレだとはいえませんが、少なからず何らかの影響は受けているでしょう。
PM2.5の数値と行動の目安
2014年の花火大会の日は、一日平均で64μg/m3。
当然ながら、数値がもっと跳ね上がっていた時間帯もありました。
(札幌市豊平区でピーク時の1時間平均値が155マイクログラムを計測/通常の7倍)
外出を控えるべきと環境省から注意喚起される70μg/m3をギリギリ下回る平均数値ではありましたが、これはあくまでも健康な人に対してのもの。
子どもや年配の方などは、この数値でも注意が必要とされています。
環境省・注意喚起のための暫定的な指針はコチラ。
山口県の環境政策課に、とても分かりやすい判断基準&行動目安表があります。
花火大会の翌日(7/26)は、札幌の一日平均が95.7μg/m3でした。
シベリア火災が原因という報道でしたが、原因はどうあれPM2.5の数値が高かったことには変わりません。
PM2.5の週間予報・予測をチェックしてる?
小さい子どものいる家庭では、ぜひチェックしていただきたいと思います。
私が、チェックにつかっているのは『PM2.5まとめ[全国のPM2.5情報・予報サイト]』
このサイトは、スマホ対応されています。
(スマホのスクリーンショットです)
スマホだとこんな感じです。
このサイトをスマホのホーム画面に登録しておいて、毎朝チェックしています。
見やすいサイトなのでオススメです。
●普段しているチェック内容●
普段(「少」の日)は、北海道のTOPページを開いて閉じるだけのチェック。
「少」以外の日は、自分の居住区の予報もチェックして
- 「中」がある日は、できるだけ(ほとんど)外出しないようにする。
- 「多」のある日は、家から出ないつもりで前日までに用事を済ませておく。
など、できるだけ娘たちに被害がでないように気をつけています。
このような生活ができるのは
- 子どもが通園通学をしていない
- 私が在宅で仕事をしている
- 急遽買い物が必要になった場合は、夫が仕事帰りに購入してきてくれる
などの状況だから。
どれか1つでも状況が変われば、外に出て行かなければならなくなるでしょう。
3/27~29の北海道PM2.5予報が要注意レベル!?
週間予報では、本日3/27~39までの3日間、北海道のPM2.5の飛散予報が要注意レベル。
このサイトでも2時間ごとの更新で数値の確認ができます。
札幌の方は、『札幌市大気環境観測データ速報システム』でも、1時間後との大気汚染測定結果を確認できます。
現在の最新速報は、コチラ。
(PC画面キャプチャ)
あがってきています。
今回は、このくらいで終わっていただきたいですね。
PM2.5と喘息の関係
私は、個人的にはPM2.5と長女の喘息レベルアップは無関係だとは思っていません。
(タイミングもおそろしくらいに一致していました)
自分でデータをとったわけではないので、関係性は断言できないということでしたが・・・
なぜか去年の秋以降
- 喘息疑いの子が喘息確定になった
- 喘息の発作がほとんどなかった軽度の喘息の子が発作を起こすようになってしまった
- 喘息じゃなかったのに喘息疑いになってしまった
- 喘息の子の発作の程度が重篤化している
などという話を聞きました。
喘息診断がない子でも、
「喘息が怪しいかも知れない」が「喘息診断」になってしまう
場合もあるようです。
また、今は喘息がなくても「喘息が怪しいかもしれない」になることもないとは言えないでしょう。
PM2.5は、気管支に入り込むと気管支に張り付いて気管支を狭くしてしまうんだとか。
そして、喘息につながっていくとのこと。
喘息は、発作を起こすたびに気管支が狭く固くなって重症化していきます。
予防を怠ると喘息の程度・頻度が悪化してしまうため、喘息を起こしていない状態の時から毎日継続して予防薬などで発作を起こさないようにコントロールします。
PM2.5で狭くなってしまった気管支は元に戻ることがないということなので、特に喘息を持っている人は注意しなければならないという事なんです。
●長女の喘息●
長女の喘息の発作は、喘息の中でもかなり軽度のもの。
ハウスダストのアレルギーもあります。
喘息が悪化しないように、予防薬などでコントロールをしながら、毎日数回掃除機をかけたり布団環境に気を配ったりとできることは気をつけています。
遊び盛りで可哀相なのですが、多少であってもホコリっぽい場所などへの立ち入り制限もしています。
今冬シーズンは3回ほど風邪を引きましたが、風邪で発作を起こすことはありませんでした。
現在の予防コントロールが長女には、あっているようです。
幼稚園生活になれて少し落ち着いたら、吸入はやめてみようかという話になるくらい落ち着いています。
- (小さなからだに)毎日投薬を続ける事
- 行動に多少なりとも制限ができてしまうこと
など、できるだけ本人の負担を軽減したいところです。
まずは、最低限、現状より悪化しないよう務めていきたいです。
4月から長女は幼稚園に通い始めますので、今までの生活と同じようにはいきません。
一生懸命努力させてもPM2.5で台無しになってしまわないよう・・・
長女にとってベストな
- 喘息コントロール
- 幼稚園生活
- PM2.5
との付き合い方を日々考えていかなければなりません。
これから幼稚園に通い始めるので、予報が高い日には、通園の際に使用するPM2.5対応のマスクが必須ですね。
娘たちには、コストがかかってもしっかりとしたPM2.5対応マスクを常備しなければなりませんね。
PM2.5の室内対策
PM2.5は、窓からも入ってくるので予報が高い日は数値をチェックして本当に高ければ窓を閉めて生活しています。
最近は増えてきましたが、北海道はエアコンが標準装備ではない家も多いため熱い時期は大変ですね(‥;)
室内対策は
ということしかなさそうですね。
補助的な意味合いで、PM2.5対応のエアコンや空気清浄機を稼動させるくらいでしょうか。
無意識にやってしまいそうですが、洗濯物の外干しもNGとのこと。
洗濯物に付着したPM2.5を屋内に持ち込んでしまうんだとか。
夏だと蒸し暑い時期に、窓を閉めた状態で洗濯物の室内干しは過酷ですよね~( ´△`)
去年は、突然のPM2.5襲来だったので窓を閉めることくらいしかできませんでした。
空気清浄機はありましたが、当時持っていた空気清浄機はプラズマクラスターはついているもののPM2.5には対応していなかったので効果は・・・(´つω・`)
(後日、PM2.5対応の空気清浄機を新調しました)
蒸し暑い日だったため室内はサウナのようでした(;´Д`A “`
PM2.5を吸わせないように窓を閉めて熱中症になっては困るので、今年はクーラーを購入予定です。
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